2009年11月15日日曜日

11月の3つのワークショップ


11月はすでに、3つのワークショップを行いました
それぞれ、様々な人との偶然な出会いがあり
すべて、私にワークショップという形で
何かを求めてきたように思います
まず、造形大を去年卒業し美術教師になった先輩に出会い
意気投合し、彼女が企画する中学校のワークショップ(特別授業)に
講師として招かれ、埼玉までハッチャケてきました

私(園)をイメージして色をぶちまけてくれました

この2人の少女が私のかっぽう着に
「きれいな色~」の手形をたくさんつけてくれました
インフルで学級閉鎖され3年が6人、1年が2人と少なかったみたいですが
大作ができました
生徒ひとりひとりを把握しアドバイスや刺激を受けるには
丁度良い人数だったかもしれません
みんな全身をペンキで汚れましたが
心から楽しかったようでした
『等身大のブリコラージュ』と言うタイトルだったみたいですが
等身大をはるかに超えてしまいました~
こんな大作を造ることができて、感動です
コレがなんだかわからないけど生徒にものづくりの楽しさを知ってもらえました
制作中、誰かが中庭を覗きこみ驚いていました
いつも見ている中庭が得体のしれない物に支配されている感じかな?
そのまま、2週間ほど展示されるそうです


2つ目は、現在開催中の西荻窪の公園での野外展『トロールの森2009』のワークショップ
主催者の遊工房のお隣の小学校へワークショップの宣伝をしに
給食の時間に乱入しました
低学年には「何だアレ~!」と教室から廊下にみんな出てきて騒いでくれました
『葉っぱちゃんの秋の収穫祭』
公園で収穫した落ち葉や木の実で、ケーキと家にデコレーションし
ストーリーまで盛り付けましょう

子供も大人も関係なく、一つの物を作れちゃうんですね
子供のほうが、興味あるものに行ったり来たりで
いろんな技を使い作っていてすごかったです

完成したら展示場所の公園のギャラリーに運びます


あったかい感じでおいしそうでしょ?
初めてなのに、すかっかり仲良しの2人


3つ目は編集デザインでの『干し柿ワークショップ』
大学のお掃除のおじさんに高枝バサミをお借りして
ひとりで柿をもらいにいきました
最近は「次は何を借りに来た?」とおじさんも楽しそうです
30個ほど収穫し次の日、生徒みんなで皮をむき、縄を綯い
雨だったので、教室に干しました
ブランコみたいでステキ
回文のタグまで付けました
早く外に干したいな
2~3週間でできるそうです

同時に制作していた『大きな絵プロジェクト』
プロジェクターでシロナガスクジラの画像を映し
暗闇に輝くクジラをなぞっていました
ステキだな~
まだまだ描き続けるそうです
ワークショップって計画性と偶然性の中間って感じがします
そして、素材からのインスピレーションで思考錯誤
参加者の何気ない行動がすべて形になり
その行動が人に刺激を与え
また形になる
人の行動こそ作品の根本のような気がします

おまけ;ハクサイ大きくなってます!

中国野菜で黄色い花を食べます